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翻訳市場の料金体系分析、単語および仮名・漢字の換算:

honyaku-kanji-tango-wariai ビジネス文書では、英単語に対する仮名漢字の割合が約1.95で、仮名漢字に対する英単語の割合は約0.52となっています。但し、これらの割合は、特に外来語の数や本文の内容に影響されます。例えば、経済文書に比べたら、法律文書の仮名漢字に対する英単語の割合が比較的高いです。この目安が完璧なものではありませんが、和訳と英訳の料金比較にある程度役に立ちます。ある翻訳サービス提供者が仮名漢字の字割り料金20円であった場合、20円と1.95と掛けた結果39円と、英単語の語割り料金に換算できます。

総合翻訳会社の税抜き翻訳料金:

右の表は、総合翻訳会社による、ビジネス、法律と経済関係の和英翻訳の税抜き料金です。英語ネイティブによる添削も含まれていますが、エクセルやパワーポイントファイルや至急案件の翻訳に関する追加料金が反映されていません。翻訳業会各社による料金に相当のばらつきがありますが、ビジネス関係では、日本翻訳連盟の指標料金が、英単語1語当たりで25円です。但し、当方の調査では、実際の業界平均はこれよりやや安く、1語当たり約22円となっているようです。
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翻訳市場の料金と当方の料金を比較:

honyaku-gyoukai-ryoukinhyou-jissai 当方の翻訳料金は「cw-translation.netの料金体系」のページで詳しくご説明いたしますが、右の表は、月次契約における最低翻訳料が日本翻訳連盟の指標料金に比べたら約44%安く、実際の市場平均料金に比べても36%安くなっていることを示しています。しかし、これが消費税算入前です。日本の税法では、特定の条件を満たす個人自業者は、顧客様に対し消費税を請求することが免除されます。従って、現行の消費税8%を算入しますと、当方の実効料金が日本翻訳連盟の指標料金に比べたら約48%安く、実際の市場平均料金に比べても41%安くなっていることが分かります。

和英と英和翻訳を比較:

パソコン時代の前には、翻訳用原稿は書類(ハードコピー)として訳者に提出されました。図表も度々含まれたので、これも価格に算入する必要がありました。このためかも知れませんが、多くの翻訳サービス提供者は、訳文原稿の枚数で翻訳料金を計算しました。文字カウント機能を含むワードプロソフトが一般に使われるようになってからは、訳文原稿の文字数を計算することが簡単に出来るようになりました。従って、計算方法を訳文原稿の和文文字数(または英単語数)に切り替える業者が増えました。時間が経ったらより多くの翻訳用原稿が電子ファイルとして提出されるようになったので、原文原稿の和文文字数(または英単語数)を計算することが簡単になり、原文原稿に基づいた計算方法が少しずつ広がりました。最近までは、日本翻訳連盟は、和英翻訳の指標翻訳料率を仕上がった英語訳文の単語数(英単語1語当たり45円)を使っていましたが、2015頃年には原文の和文原稿の文字数(1字当たり25円)に切り替えました。従って、切り替えに使われた換算率が0.5556 (45*x=25, x=25/45, x=0.5556)でした。英単語で表示すると1.8 (45/25=1.8)となります。(日本翻訳連盟による字数/語数割合が当方の計算による割合よりやや低いですが、ここでは前者を利用します。)

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英文和訳に比べると和文英訳が50%高い:

上記の換算率を使うと、和文英訳と英文和訳の費用を比較することができます。上述しまたように、金融や法律の和文英訳の場合、日本翻訳連盟の指標翻訳料率が和文原文の1字当たり25円となっています。英単語で示すと1語当たり45円(25*1.8=45)となります。一方、英文和訳では、指標翻訳料率が英文原文の英単語1語当たり30円となっています。和文文字で示すと、16.668となります(30*0.5556=約16.67円)。右表では、英文和訳の翻訳料金に比べると和文英訳の翻訳料金が約50%高いことが分かります[(25-16.67)/16.67=49.97%、(45-30)/30=50%]。

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